色々な牛乳で丸窓豆腐を作ってみました

特濃(雪印)

今まで色々な牛乳を試してきましたが、この牛乳で作る丸窓豆腐が一番美味しいです(もちろん個人的な意見)ちょっと行儀のいいお店で食べる様な乳製品のデザート…例えばパンナコッタなどは動物性生クリームを添加する事で滑らかさをプラスするのですが、この牛乳はもともと乳脂肪分が高いので、このままでも充分おいしく食べれます。逆にあっさり豆腐がお好みの場合は他の牛乳を試された方がいいかもしれません。

食べ方としては当店で提供しているように酢味噌または黒蜜&きなこが安定して美味しいと思います。またクレームブリュレの様に砂糖を上からかけバーナーであぶる事でパリパリ食感を同時に楽しむという高等技術も存在します。

僕の幼馴染は『素ぷるぷる』つまり味をつけず素材の味を堪能する『通』の領域に達しており、特濃はそちらの世界でも充分通用する力があると確信しています。このままいけば東京五輪も夢ではありません。

 

メグミルク(雪印)

同メーカーの【特濃】に比べると乳脂肪分が約1%落ちてしまうため、あっさり&さっぱりとした丸窓豆腐に仕上がりますが、生乳100%・添加物は入っていないので牛乳の風味は増します。

九州の【みどり牛乳】と非常に良く似ているので、全国版と言ったところでしょうか。

勢いでは【おいしい牛乳】と張りますが、おいしい牛乳は内容量を減らし、パッケージと製法で勝負しているので味の面では少々劣る可能性あり。

雪印が最も力を入れている牛乳とあって、様々な量のパッケージが販売されています。気付けば雪印の会社名の中にも『メグミルク』というワード入っているほど熱愛されており【メグミルク専門のサイト】まで立ち上げられているレベルです。

薄くもなく・濃くもなく・無難な丸窓豆腐に仕上げる事で酢味噌やシロップが映えてきます。業界に新しい基準線を引いた牛乳という事で『赤い彗星』と呼ばれています。

 

おいしい牛乳(明治)

『あなたが選ぶ一番美味しい牛乳は?ランキング』みたいなのを色々調べてみたら、ほとんどのサイトで1位の座に輝いていた超実力派の牛乳。

生乳系の牛乳としては【メグミルク】や【みどり牛乳】を紹介しましたが、この2つには感じなかった旨味、風味を感じる事ができました。生乳系はどれも同じようにスッキリした味わいだと思っていましたが、そのイメージが覆された形です。

今まで飲んだどの牛乳よりも牛乳の味がしました。その名の通り、名前負けしてない美味しい牛乳だと思います。

ただ1つだけ残念なのが『内容量が特殊である』という点です。ほぼ全てのパック牛乳が『500ml・1000ml』を販売しているのに対し、この牛乳は『450ml・900ml』をメインに持ってきています。

丸窓豆腐のレシピは『500ml』に合わせて作っている為、この牛乳で作るには計算と計量が必要になり、いらぬ手間が増えてしまうのです。

 

みどり牛乳(九州乳業)

新星【メグミルク】が赤い彗星なら、重鎮【みどり牛乳】は緑のたぬきと言ったところでありましょうか。牛乳の歴史を振り返れば大化の改新(645年)まで遡りますので、その長い年月から見ると2本とも赤子の様な物。

しかしみどり牛乳は、メグミルクが誕生するまでの数十年の間に日本の牛乳業界の基準を作ってきた実力派。そう簡単に長い年月をかけて築き上げた地位を奪われる訳にもいきません。

会社のホームページにも書かれているように『安心・安全』を追求している商品で、常温保存出来るパッケージも販売されてます。

日本人特有の『牛乳を飲んだらお腹が痛くなる』という現象も起こりにくく、味にもブレがないので万人向けの素材と言えます。

 

贅沢しぼり(九州乳業)

【雪印/特濃】が存在しなければトップに君臨していた可能性が高い濃厚系の牛乳。生乳100%の乳脂肪分は3.5%前後だが、濃厚系は総じて4.0%を超える。

『重すぎず、軽すぎず』という浮遊感が支持され、牛乳マニアの間では『冷静と情熱の間』とも呼ばれています。非常に絶妙なニーズに応える事ができる牛乳。

この牛乳だけ『電子ハカリの誤差ミス』によって滅茶苦茶やわらかく完成してしまいました。おかげさまで怪我の功名と言いますか『柔らかくても美味しい』という事実を発見することができたのです。

 

低脂肪牛乳(らくのうマザーズ)

スーパーに陳列されてる牛乳だけでもかなりの種類があり、全て試すことはできないので、今回は『低脂肪牛乳・代表』という事でこちらの商品に来日して頂きました。

『プリン体オフのビール』みたいな感じで、牛乳の何か大事な部分が抜けた感じの味わいになっておりますが、そもそもが健康の為に脂肪分を減らそうという商品なのでそんなことは当たり前なのでございます。

もちろん何の期待もしておらず『低脂肪一派だけ仲間外れにするのも悪いし、一応やっとくか』という流れで豆腐化を試みたのですが、意外にも滑らかに仕上がった為、他の生乳100%と同レベルの評価をさせて頂きました。

上記の通り味はどこか抜けており、見た目も『幽体離脱した牛乳』という感じなのですが、『ヘルシー志向』という他の牛乳にはない特徴を備えているのも事実。味を姿勢で補う事に成功した稀なケースです。

 

アカディ・おなかにやさしく(雪印)

ブルーハーツの新曲と勘違いしそうな商品名ですがこれは牛乳です。精密に言えば牛乳でもなく乳飲料ですが、もう牛乳でいいでしょう。

さらに商品名はアカディなのにボディはミドリ。そんなツッコミどころ満載の牛乳で、小一時間は話題に事欠かない素晴らしい乳飲料です。

この牛乳も【低脂肪牛乳】と同じく『おなかにやさしい牛乳一派を仲間外れにすると後々甲本ヒロトを敵に回すことになる』という恐怖から手に取る事となりました。

こちらの商品に対しても正直なんの期待もしておらず『ちょっとアクセントに』という感じだったのですが、なんと予想に反して美味しかったのです。僕的には同メーカーの【メグミルク】より美味しく感じました。

牛乳は加熱したからといって『お腹いたくなる成分である乳糖』が分解するワケじゃありません。ホットミルクでゴロゴロ言いにくくなるのは、温かさが消化酵素の働きが低下するのを防ぐという理由だけです。冷やせば元通りです。

一般人が家庭で乳糖を取り除くのは不可能に近いので、ここはアカディに甘えて『おなかにやさしさ』を与えてみるのもいいんじゃないでしょうか。

 

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