おはようございます!
小学生の頃にその見た目から『火星人』というあだ名をつけられた丸窓店主です!
言わずとしれたライザップの決めゼリフなのですが、特に違和感もなく左から右に受け流し続けて数年が経過しました。
調べたところで『ふーん』レベルの物しか発掘できないのはおおよそ見当つきますが、念の為やってみましょう。
ちなみに調査前の段階での僕の予想は『結果に執着する』もしくは『結果に収束する』的な感じなのではないかと。CMを見ても分かるように『お客さんは結果だけに集中してください。過程はこちらで何とかします』という事を伝えたいのではないかと思います。
では調査開始。

そんな事を聞いてるんじゃない。
少し調べてみたところ、どうやら『コミット』という言葉は『コミットメント(Commitment)』の略語らしいですので、改めて和訳。

そんな事を聞いてるんじゃない。
もはやこの和訳システムはあてにならないので『Commitment 意味』で検索します。

ほうほうなるほど。委託する、約束する的な事なのですね。
しかしちょっと待ってください。おかしくないですかこれ。
『結果に委託する』
結果を委託するのは『お客さんがライザップに』であって『ライザップが結果に』というのはちょっとおかしい。
『結果に約束する』
結果を約束するのは『ライザップがお客さんに』であって『ライザップが結果に』というのはちょっとおかしい。
んん?どういう事なのでしょうか?もう少し掘り下げてみます。

『目標達成=結果』と見なし、他の日本語を取り出してみましょう。
~に向けて・努力・達成・成し遂げる
これがコミットの意味になりますよね。では改めてもう一度『Commitment』の意味を確認してみます。

そんな事、一切書かれてないんですけど。造語?
ヤフー知恵袋でも同じ様な質問がありましたので、もっともらしい答えを出してくれている回答者さんの答えを引用してみましょう。
その説明のサイトを見ますと、「コミットする」は「約束、公約、責任」などの意味があり、「目標達成に向けて努力し達成を成し遂げる。」という意味があるそうです。
まず英語「commit」は「強く同意する。」「約束する。」「献身的に身を投じる。」などという概念の単語で、意味は同類ですが、日本語にするにはどの語を選ぶか難しい場合が多く、商用文の英語でよく使われる「commit」をそのまま「コミットする」と使われてきてしまったようです。
ではなぜ「結果にコミットする」と、「~にコミットする」なのかといえば、この場合、「コミットする」を「献身的に身を投じる。」か「貢献する」と置き換えるといいと思います。
つまり ライザップ社は、あなたがすばらしい体を作るという結果を出すこと「に」「献身的に身を投じますよ。」という意味です。
「貢献する」または他の回答者さんが述べていらっしゃるような「関与する」でもいいかと思います。結果を出すのはあなたで、あくまでもサポートなので助詞は「を」でなく「に」ですね。
なるほど!よく分かりません!
でも『献身的に身を投じます』『関与します』って、お客さんサイドからしたら『何十万円も払ってるのに献身的に関与してくれなかったら泣くぞ』って感じですよね。月5000円使い放題ぐらいのジムでその姿勢をもってくれるのならありがたいですけど。
やはりここは強く『結果を約束する』という姿勢で有って欲しい。こっちの方が意味も強いですし、分かりやすいです。
となればやはり『結果にコミットする』はおかしいので、今度から『結果をコミットする』に変えましょう。
ライザップさん今更ですがよろしくお願いします。
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