『僕のアゴが頻繁に外れる理由』を知り、人類がこの先、同じ過ちを繰り返さない様に願う論文

 

おはようございます!

小学生の頃、その見た目から『がいこつ』というあだ名を付けられた丸窓店主です!

 

タイトル通り薄っぺらい話なんですが、皆様の想像よりはるかにつらいのです。アゴが外れ続ける人生と言うものは。

僕にはアゴ外れ仲間がいないので、自分のアゴ外れ体験談でしか語れない部分があるのですが、とりあえず本気であくびしたら確実に外れます。20代前半という若さで『一生おもいっきりあくびできない体』になってしまったのです。

 

アゴが健康な時に知っておくべき事

アゴが外れた場合、どうなるのか?

これは多くの方が簡単に思い浮べることができると思いますが、とりあえずアゴが閉じなくなるのでしゃべれません。ワンオクロックの様に発音のいいアーウーしか言えなくなります。普通に噛み合わせようとする程度の力では、全く閉じないのです。さて、ここからが問題。

 

初めてのアゴ外れに遭遇した場合

アゴ外れ初心者の方は、アゴが外れた瞬間パニックに陥り、慌てふためき病院に行く事になるかもしれません。それほど人生初のアゴ外れは、強烈なインパクトと共にやってきます。本気でびびります。

上級者になってきますと『またかー』で処理できるようになるので安心してください。アゴ外れは1に慣れ、2に慣れ、3・4が無くて後藤散風邪薬です。

 

アゴを入れる方法

それはたった1つ。力いっぱい噛むのみです。アゴの構造がどうなってるか分かりませんが、この工程でアゴの上骨と下骨が『ガチィィィン!!』とすごい音を立てて再接続され、この瞬間、激痛に襲われます。これが最悪にテンション下がります。

簡単に『噛むのみ』とか言ってますが、このアクションにはかなりの覚悟と精神力が必要です。生半可な気持ちじゃ渡る事などできません。他人ごとじゃないんですよ。明日は我が身です。

『うまく入らなかったらどうなるんだろう?』

『変につながってしまったらどうなるんだろう?』

そんな事が脳裏によぎりまくり、アゴのシステムそのものを恨みます。その心の弱さがアゴ筋にブレーキをかけ、なかなか戻せないスランプな時期もありました。僕だけじゃありません。誰にでもあります。業界では『青の時代』と呼ばれています。

 

アゴ外れの本当の恐怖とは

悪魔は忘れた頃にやってくる

あくびだけを警戒すればいいってもんじゃありません。日常の至る所にアゴ外れの危険は潜んでいます。

アイスクリーム食べようとして口を開けた時、普通に笑ったり声を出した時に襲来したケースも確認されています。

『最近外れてないな。もしかして治ったのかも!』

などという浅はかな思想を巡らせ始めて2週間前後で来ます。これは死神が命を狩りにくる姿勢と似ています。油断してはなりません。キャツはすぐ近くで笑っているのです。

 

二次災害による精神的ダメージ

アゴが砕け散る夢を頻繁にみます。末期症状です。ここまでくると精神的にやられる方も少なくは無い。具体的な解消法は今のところ確認されておりませんが、枕の下にアゴの砕けない写真を敷いて寝れば大丈夫だという話を祖父の姉から聞いた事があります。

 

アゴを外さないように生きる方法

あくびは噛み殺す。食事はゼリー。これが理想の生活ですが、そんなカブトムシみたいな生活できるわけありません。結局我々アゴ外れ人間は、常にアゴ外れの不安と生きていく事実を強いられる結果しか残されていないのです。

念の為に記述しておきますが、結婚式のファーストバイトなんて絶対にやってはいけません。アゴに『外れてくれ』と土下座で懇願しているのと同じ。アゴ外れの呪縛は墓場まで付きまとってくるのです。

 

三次災害によるメリットとデメリット

最終的には歯医者で口を開けっぱなしにする事にすら恐怖を覚え始めます。治療が怖い痛いなど猿芝居もいいとこです。こちとら口を開けること自体が怖いのです。しかしそんな事を看護婦さんに言えるわけも無く、おちょぼ口程度の開口をさらしていると、こう思われます。

『いい歳して歯医者が怖いのかな?ボクちゃん』

違うんです。断じて違うのです。治療が怖いんじゃないんです。アゴが外れて『あふぉふぁふぁふれふぁひは(アゴが外れました)』などと情けない姿を他人(特に看護婦さん)に見られたくないという意志がそうさせているだけなのです。痛いのは大丈夫。これ本当。

でもどこかで決断しなくてはいけません。口を開けないと治療が進みませんから。1分あけておくだけでも、ものすごい不安になります。『はい、うがいしてくださーい』の後・・・

『口が閉じなかったらどうしよう』

不安は肉体に連動します。徐々に開口範囲は台湾料理の器ぐらい小さくなり、最終的に『もう少し大きくあけてくださいア~ン』の流れに否応なく飲み込まれてしまうのです。

しかしチュイーン後、無事に口を閉じれた時の安堵感は、経験者だけが味わう事のできる至福の時。小さいころからの夢だった『絞り出すタイプの生クリームに直接口を付けて思いっきり吸う』が叶った時ぐらい至福の時。

メリットとして挙げれるのはこれだけですね。他に何もありません。

 

あなたの大切なアゴを守る為に

『ビール瓶のフタを奥歯で噛み、テコの原理を利用してあける』という行為を今すぐにやめてください。世の中には栓抜きという画期的発明品があります。100円均一に売ってます。これを使用してください。

『栓抜きが見当たらない』

『ワイルドな外国人みたいでちょっとカッコイイ』

分かります分かりますけど絶対にやめてください。失ったアゴは二度と戻ってきません。もっと真剣に考えてください。僕の場合、調子にのって馬鹿げた技を披露からのドヤ顔という奇行を1年間にわたってやり続けました。

結果『顎関節症』という不治の病にかかってしまったのです。

もしタイムマシンがあるならば、ビール瓶持ってはしゃいでいる過去の自分を瓶もろともカナヅチでぶん殴りに行きたいくらいです。アゴは1つしかありません。大事にされてください。

 

 

 

 

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