爺ちゃん家の庭園を人力で駐車場にする工事【岩石討伐編②】

この記事は2018年7月26日から開始した庭園破壊工事に置いて、岩石の破壊方法、運搬、処理にスポットライトを当てたものです。ここに置ける人力とは破壊・運搬に重機を使わない』というもので、電動工具は使用します

【岩石討伐辺①】は『岩石を割る方法』を調査してました。

 

セリ矢で割る方法

ヤフー知恵袋から抜粋
電動のブレーカーや、せりやなど使って地道に割って行くしかないと思います。

電動ブレーカーってのは削岩機の事ですね。

『せりや』ってなんでしょうか?

似たような100円ショップなら知ってんですけど。

 

【せりや 工具】で検索

 

なんじゃこりゃ!

これまたどうやって使うのか全く分かりませんが、期待できそうな風貌ではあります。施工方法を調べましょう。

 

ほうほう!現実味があるし、理にかなった力のかけ方だし、これは良さそうである!メカニズムはこういう感じ!

 

①割りたい岩を用意します

セリ矢が入る穴をドリルであけます。

③セリ矢は全3種の部品で構成されていて、2つのL字金具を穴に入れ、真ん中の隙間にもう1本の金具を挿入します。

④真ん中の金具はクサビの様に、先端は細く、どんどん太くなってますので、打ち込めば打ち込むほどL字金具が内側から外側へ行こうとします。その圧力で石を割っちまおうって道具がセリ矢です。

1個で無理なら数を足していけば、いつかきっと割れます。

穴が深ければ深いほど割れやすいです。これが結構大事な要素なので、のちのち解説を入れます。

 

まあ何にしろ『石に穴を作る』っていう作業からは逃げられないって事ですか。振動型の電動ドリルを買うしかない。

【大通り側の壁をキレイにする工事9】の頃に購入を考え『どうせ将来的に使わないから』と諦めた工具ですが、ああ。あの時買っときゃもっと楽に柱の固定ができてたのに。

結局買う事になるとは。

まさか自分の人生に『石を破壊する日』が訪れるとは。

どちらかと言えばブライスターよりもセリ矢の方が早く、確実に割れそうな気がしますので、アマゾンで揃えてみたいと思います。

 

必要な道具を購入

電動ドリルも業務用になると軽く20000円以上しますが、別にこれからずっと使っていく工具でもないので、安価な4000円の物を購入。グッディの一番安いヤツは5000円ぐらいでした。

セリ矢は何本か同時に打って行く必要がありそうなので5個購入。

両方あわせて8500円ぐらい。

ドリル刃はサイズがよく分からないので、電動ドリル到着後にグッディで買う事にします。

 

 

さすがアマゾンさんは仕事が早い。発注日の翌日・昼に届きました。

それではグッディに『石・コンクリート用のドリルビット』を買いに行きます。これが無いと穴がほげませんからね。

穴の大きさはセリ矢の径に合わせます。今回購入したセリ矢は16mmなので、それに合わせて16~17mmぐらいの物を探します。穴が大きすぎると両サイドにかかる力が弱くなるので、できるだけギリギリ、セリ矢が入るぐらいのドリルがいいです。

 

SDSドリルビットとの出会い

色々と物色した結果・径と長さが一番理想的なのが『SDSプラスUX・16.5mm』でした。価格は約2500円。そこそこしますね。

ただ気になるのが裏面に『SDSチャックのドリル専用』と書かれています。

 

なんなんでしょう。

SDSチャックって。

僕が購入したドリルはSDSチャックなのか?

わからねえ。

 

売り場で座り込み、アマゾンに記載してある情報や画像を分析したのですが、どこにも『このドリルはSDSです』なんて書かれてない。

 

【SDSチャックとは】で検索

 

有識者のサイト参照
SDSシャンクのドリルの刃は特殊で、シャンク部分にミゾが入ってます。『SDS』とはドイツ語で『Steck・Dreeh・Sitzt』日本語訳すると『差し込み・回すと・固定される』の略だそうです。

 

僕が買った物も、ビットを差し込み、本体側のネジを回せば、固定される。でもコレって特殊でもなんでもない、普通のタイプですけど。

SDSとは違うような気がする・・・。

しかし理想のサイズのビットはこれしか無い。

差し込み、回せば、固定される。

これを信じて購入しよう。

 

セリ矢で石を割る

ようやく集まった『対岩石兵器』を持ち、昼休みにウキウキで現場へと向かいます。さあ、石は割れるのか!

 

とりあえず装着はできましたが、不安はつのるばかり。

無事、穴があいてくれる事を願うしかありません。

 

試しにミニ石を割ってみたいと思います。

 

ほ、ほげたー!!

 

 

 

 

というワケで穴にセリ矢を差し込み、真ん中金具をトンカチで叩いていきましょう。

 

わ・・・割れた!!!

しかもかなり簡単に割れました!!!

なんて素晴らしい道具なんだ!!!

よっしゃ!どんどん割るぞ!!!

 

はぁ・・・はぁ・・・

頭がフラフラします。

夢中になりすぎて軽い熱中症にかかりました。

ドリルも安物だし、持久力が僕と同じぐらいなので、あまり酷使すると壊れそうです。1日連続4穴ぐらいが限界っぽいですね。めちゃめちゃ熱いです本体。

それとですね。

 

SDSドリルビットとの確執

ドリルの回転がブレッブレです。

 

理由は分かってます。

認めたくはありませんが僕のドリルがSDSチャックではないんです。

『差し込み・回すと・固定される』の解釈を完全に間違えた形。

 

『ドリルビットを差し込み、本体のネジを回し、固定する』

と思っていましたが、多分本当の意味は

『ドリルビットを差し込み、ドリルビットを回すと、固定する』

なんじゃないでしょうか。

 

どうせ一生SDSドリルなんて使う事無いんでわざわざ調べませんけど。

 

とにかくこのドリルは『石を全部破壊するまで、どうにか持ってくれればいい』という非情な扱いで行きたいと思います。とりあえずブレブレの回転でも穴はほげてますし、施工中断レベルのトラブルでない。

もちろん『回転がぶれる=力が分散する』って事なので、ドリル本体にかかるストレスは半端ないでしょう。

しかしこれ以上ドリルにお金を投資するワケには行きません。

というかグッディに売ってません。

アマゾンで購入するのも、なんか2500円ドブに捨てたような感覚になるので、今回だけはしっかりと働いてもらいます。もとを取ります。

 

・SDSドリルビットは特殊な形状をしている

 

・この振動ドリルのチャックはSDSでは無い。

・無理にSDS用ドリルビットを使えば、回転がブレブレになる。

今回の実験でこれらの事が分かりましたので、今からもし石を破壊しようとお考えの方は、この点に注意して工具を揃えてください。

完全に初見殺しです

 

よくよく確認してみると、このドリルは『穴あけ最大10mmまで』と書かれています!痛恨の一撃!!!

おそらくSDS用のドリルビットを使うには、もっと高級な振動ドリルが必要だという事なのでしょう。

 

 

SDSドリルビットと格安ドリルの相性は最悪

石がめちゃくちゃ固いのか、ドリル本来の力を出せていないからなのか、穴が全然ほげなくなりました。汗だくで30分ぐらいかけてもガリガリやっても、金具がしっかり入るレベルの深さまでたどり着かないのです。

『もう力で無理矢理いくしかない・・・!』

 

1人の戦士が殉職しました。

 

セリヤ(鉄)が曲がりました。

 

 

最終的に普通のかなづちの10倍ぐらいある巨大ハンマー(もちろん淡路君(仮名)からの借り物)で戦いを挑みますが、全然ダメです。

ここで先ほど意味深な感じで言ってた『穴の深さ』が重要になってきます。

しっかりとした深度の穴を掘るには柔い石でも5分。硬いものだと10分~20分ぐらいかかるので、ついつい穴が浅くなりがち。これがミスの原因になってしまいます。

穴が浅い為、セリ矢が奥まで入りません。いくら叩き込んでも力がかかるのは岩の表面だけです。結果、穴周辺の表面が割れるだけ。頑張って掘った穴も死にます。これが一番いやな結果です。最悪。柔い石ならこれでも割れる可能性ありますが、硬い石はほぼ100%変な割れ方します。

穴が深い為、セリ矢が奥まで入ります。表面だけ割れる心配もなく、岩に広範囲で力がかかるので、どれだけ叩き込んでも変な割れ方はしません。完全に叩き込んでも割れない場合は別の穴をあけてセリ矢を増やしてください。石が硬ければ硬いほど深さが重要です。

 

素人がやってしまいがちなのは『浅い穴を多く作る・質より量型』

我々プロの割り師は『深い穴を少なく作る・量より質型』です。

 

では深く掘る為に何が必要なのか?

 

『買うしかない・・・ヤツを!』

 

SDS振動ドリルを購入

『SDSのドリルビットを売ってるんだから、SDS振動ドリルも売ってるだろう』という事でグッデイに来ました。

ここまで色々な葛藤がありましたよ。

完全に石と言う物質を舐めきっていました。

本当に強い。

という事でSDSドリルチャックがついているドリルを探しあてましたが、もう疑心暗鬼。適当に買ってまた使えないんじゃお話にならない。

ちゃんと店員さんに聞いて、今度こそSDSドリルビットを装備できる振動ドリルを選びました。やはり価格が桁違い。一番安い物で税込約20000円。

そりゃあ4000円ぽっちの格安ドリルじゃ岩石様にゃ勝てませんわ。

これぞお手本の様な『安物買いの銭失い』

初期装備でアルテマウェポンと戦うようなもんです。

迷いました。めちゃめちゃ迷いましたが、もうこれしか石に勝つ方法がないんです。5分ほどうろうろし、清水の舞台から景色を眺める覚悟で購入。

 

強い。絶対強い。雰囲気が違う。

しっかりと左上に『SDSプラス』という紋章が刻まれております。

安物ドリルから引き抜かれたSDSドリルビットを高級ドリルへ移動。

さきほどまでゴミに見えていたその姿が、まるで聖剣ラグナロクの様に鋭く、鮮やかに光り輝いておるのです。

『ここが俺の仕事場だ』と言わんばかりに。

 

ごいごいすー!

次元が違う!

16000円の価格差がこれほどまでとは!

 

お分かり頂けるでありましょうか。奥のセリヤと手前のセリヤ、その深さの違いが。これだけ深く穴を掘る事の厳しさを、血と汗と涙から教わって来た僕は、20000円のドリルにこう言いました。

ありがとうと。

 

SDS振動ドリルの活躍

やっと割れました!!!約3日かけて、ついに四天王の1人、土のスカルミリョーネを撃破しました!!!

しかし戦いはまだ序章に過ぎないのです。

 

水のカイナッツォ。

 

風のバルバリシア。

 

火のルビカンテ。

 

おまけにゴルベーザまで勢ぞろい。正直このゴルベーザだけは次元が違います。他の四天王の2倍、いや3倍ほどの大きさ。

しかしラグナロクを手に入れた僕に怖い物はありません。

絶対に倒してみせます。

うおおおおおおおおお!!!

 

とにかく割りまくります。

大きさの目安は『僕が1人で持ち上げれる重さ』

そこまでのサイズになれば重機をレンタルする必要も無く、少しずつ軽トラで運びだす事が可能となります。

それでもめちゃくちゃ重いですけどね。

ギックリ腰だけには気を付けて、ひたすら己の労働力のみを信じて突き進むのです。

 

しかもこの炎天下。

心から思います。

冬にやりゃあよかったと。

 

爺ちゃん家の庭園を人力で駐車場にする工事【岩石討伐編③】

 

 

 

 

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