こんにちわ。
昨日(2018年夏)の『甲子園北福岡退大会・折尾愛心 対 飯塚高校戦』の9回表だけしか見てないのに泣いた丸窓店主です。

最後のダブルプレーで打ち取られた選手が、悔しさを地面にぶつけている姿にグッときましたね。やっぱ『一回負けたら即終了』っていう緊張感が面白いです高校野球は。ほとんど見ないですけど。
今年も工事の季節がやってきた!
2017年の夏は【店の大通り側の壁をキレイにする工事】をやりました。
なんだかんだ1ヵ月ちょいぐらいで終わったのかな?記憶障害なのであんまり覚えてませんけど。
2018年の夏は『爺ちゃん家の庭園を人力で駐車場にする工事』に着手しようと思います。
もう爺ちゃんも亡くなり、手入れする人が誰もいないので枯れ葉散乱、草ボーボー、虫大量、雨降ったらびちゃびちゃ、父がどこから持ってきたか分からないレンガやブロックもあちこち罠の様に点在してて当たると激痛。
ただ歩くのも愛と勇気がいるような状態で子供も幽霊も近寄らない。
必死に片づけても来年にはほぼ同じ状態に戻るので、植物に一切の興味を示さない僕の観点から見るとエンドレス地獄絵図です。
このまま放置してもデメリットしかないのでスッキリさせます。
おそらくこれは前回ほど楽な戦いじゃありません。
ちょっと考えただけで気が狂いそうになるような手間と時間がかかる事が安易に予想されます。
こちらをご覧ください。


立派な庭園ですね。
簡単に計画を言いますと、これを人力で破壊します。
そして平らになった土地にコンクリつめて駐車場にします。
文字にしたら2行で終わりますけど、ひと夏の想い出で終わるような規模じゃありませんのでのんびりやっていきます。
さて、整地する為には、自然界の猛者と戦わなくてはなりません。
岩・土・木です。
戦った事ない人は彼らの強さがあまり分からないと思いますが、文明が発達した現代、重機無しで彼らに闘いを挑むバカは日本国中探してもおそらく僕ぐらいしか居ません。
属性の違う室伏広治が3人いると思ってください。
実際は全ての猛者と同時進行で途方もないバトルを繰り広げたのですが、時間軸に合わせて書いていくと作業工程が入り混じってゴチャゴチャになるので、それぞれの分野に分けて書くことにしました。
という事で今回は『岩石との死闘』を克明かつスリリングにお送りします。
したごしらえ
長年降り積もった枯れ葉が邪魔なので撤去しつつ、小さな岩を弾いていきます。このままじゃ何もできません。




パッと見、どの石も軽そうに見えますよね。
重いです。
そりゃ1個や2個移動するぐらいならいいですけど、10個も20個も30個も出てこられたらたまったもんじゃありませんよ。
最後の写真ぐらいのヤツが、僕の力で持ち上げれる、結構ギリギリの大きさです。淡路君(仮名)は僕の5倍ぐらいいけます。人間じゃありません彼は。おそらく魔族の王子か野生の妖怪です。
淡路君(仮名)以外の人間がこの重い石を持ち上げて運ぶような愚行を繰り返すと、大事な体力を根こそぎ奪われますし、背中の奥で脊髄が爆発する可能性もあるので、基本的には転がして移動させます。
持ち上げるのは撤去の際、車に積む時だけ。
なのでこれ以上のサイズの岩石は『割らないと持ち上げる事ができない=割らないと車に載せれない=割らないと処理できない』って事。
僕だって好きで岩を割る人生を選んだワケじゃありません。
『割る』以外の選択肢が無いんです。
あらかた片付いて動きやすい環境が整ったので、大型岩石を撤去する作業にはいります。
削岩機で岩石に闘いを挑む
こう見えてわたくし、岩石を割るという作業が初めてなもので、何をどうやればいいのか全くわかりませんでした。
どんな道具を使えばいいのか?
効率のいい割り方やコツはあるのか?
今となっては岩石割りのプロとなった僕から1つ助言させて頂きたいのですが業者に頼むのが一番です。こんなもん素人が人力でやるもんじゃありません。絶対おすすめしません。
が、『どうしても自力で巨大な岩石を割らなくてはならない状況に陥った』という運の無い方は参考にしてください。

まあとりあえずパッと思い浮かぶのは上図の様な削岩機ですよね。
かなりの高級品で、買えば普通に5万円以上します。
以前、友達の淡路君(仮名)に借りて、そのまま長年パクり続けている削岩機が手元にありますので、それを使ってレッツトライです。

僕の理想は『中心からガンガン行って真っ二つに割りたい』でしたが、石の防御力が予想の20倍以上です。
ガチ工具を使ってもリップクリームの蓋みたいな小さい穴がほげるだけ。歯が立たないとはまさにこの事。
コンクリートぐらいなら余裕で破壊できるのですが、やはり自然石というのは底知れぬパワーをお持ちのようです。
端から少しずつ攻めれば削れるっちゃ削れるので、最悪このケバブ戦法でどうにかはなります。ただ、労力と時間が半端なくかかるのが安易に想像できるので、できれば効率よくぶっ壊したい。
【巨石 割り方】で検索
ブライスターで割る方法
ネット検索で出てきた謎の名詞が『ブライスター』という物で、これを使えば効率的に石をぶっ壊す事が出来るらしい。
一体なんなんだろう。
電気工具なのか?

なんか全然、予想と違う物がでてきました。
なんだこのセメント的なアイテムは。
こいつをどういう風に使えば石が壊せるか想像がつきません。
ほうほうなるほど。
ブライスターと水を練り合わせ、破砕対象のコンクリや岩の内部(穴)の中に入れて放置すると、ブライスターが膨張し、その圧に耐え切れなくなった時点で破砕完了と。
環境にも優しいし、騒音もでない。
素晴らしい発明ですねコレは。
ただし18kg入りで18000円と、そこそこの量と価格。
そんなに量があっても使いきれる気がしません。
更に一番厄介なのがブライスターを流し込む『穴』ってヤツです。
そんな都合のいい穴が巨石に備えついてるワケがないので、結局は削岩機で穴を開けなくてはならない。しかも、そこそこ深い穴。
んー。
違うなー。
もっと楽な方法ないかなー。
木で割る方法
頭いいですねエジプト人。
まああの石の山を人力で建造したんですからね。重機無しでアレは凄すぎますよ。かなりの計算力と労働力が必要だったはずです。よく知りませんけど。
しかしちょっと古代的すぎるな。
もっと効率のいい割り方があるはず…。
続く
コメントを残す