大通り側の壁をキレイにする工事【9回目】

前回(8回目)の作業は『レンガ積み(終了)』と『大通り側(奥)の入り口部分の縦柱の切だし&防腐剤塗装』をやりました。

今回は『大通り側(奥)の入り口部分の縦柱の設置』をやっていきます。

 

施工開始

第7回目で購入した『ルーフィング』がありますので、今回の縦柱はこれを使って基礎コンクリとの間に防水膜を貼ろうと思います。

これがルーフィング。屋根に貼る場合は黒側が下、緑側が上になるように貼ります。今回は縦柱にはるので、多分どっちでもいいと思いますが、僕は黒側を柱に貼る事にしました。

専用の接着剤とかあるかもしれませんが、僕は無知なのでシリコンで行きます。そこそこの耐久力でよければ世界中の物質、なんでもシリコンでくっつきます。本当は全体に塗った方がいいんですけど、面倒なので適当に塗って貼ります。

ルーフィングにも穴をあけ、右側の門は問題なく設置完了。

しかしここで最大の問題が発生。左側の柱を設置中に起こりました。

上矢印の羽子板ボルトを締めれば締めるほど、下矢印の方向に柱の下が傾いていきます。そして指さし部分に大きな隙間ができてしまうのです。1点止めなので、何かが起こるとは思ってましたけども。

この問題を解消するのに一番の対処法は『柱の下側も同じように羽子板で締める』です。しかし今更ブロック塀に羽子板を埋め込む事は不可能。やろうと思えばやれますが、穴を作る為に削岩機を使った場合、レンガにも振動が伝わり、壊れる可能性があるのです。要するに『ブロック塀は加工できない』って事です。

となれば『地面の基礎コンクリに穴を作って羽子板を埋め、モルタルで固める』という方法しかなくなるのですが、僕は『基礎を掘る道具』を持っていません。ここでいくら考えても意味が無いと感じ、お馴染みのグッディで作戦会議(1人)を開くことに。

『電動ドリルにコンクリート用のビットを付ければいけるだろう』という甘い考えは、いともたやすくぶち壊されました。

コンクリートを掘る為には『振動ドリル』が必要なのです。約5000円。さらにコンクリートドリルビットは2000円以上しますから、計7000円。

これから先、コンクリートを掘る予定なんて全くないのに『ちょっとだけ穴を掘りたい』なんていう小さな夢のためだけに7000円も投入する度胸はありません。

考えました。

グッディで考えました。

その結果、1つの方法を思いつきました。

『柱の下をつっかえ棒的な感じで固定し、それをモルタルで隠せばいけるんじゃなかろうか』

材料購入

両ネジボルト(213円)2個、高ナット5個入り(576円)、ついでに座金(15円)を30個購入。

ネジボルトを高ナットでつなぎ合わせて長さを調節し、これを両柱の間に入れます。右柱の圧を借りて、左柱の浮きを押さえようという戦法です。

ダメでした。長さが合わずに上手くつっぱることができない。真ん中の高ナットの接合力も弱く、軽く力を加えるだけでクネクネなっちゃう。最初からズンギリ(全体がネジ状になっている鉄の棒)を買えばよかった。

しかしせっかく買ったのだから、どうにか役に立たせるしかない。

高ナットで羽子板をつないで見ました。これをコーチスクリューで左横柱と左縦柱に固定し、浮きを抑えようと思います。

ダメでした。2点止めで大体決まるのですが、2点が近すぎて意味が無かったのです。結局下の方は浮いている状態で、座金の締めに耐え切れず浮いてしまいます。どうしたものか。

間にネジボルトを継いで、柱の下を止める事にしました。一応この方法で柱の浮き問題は解決しましたが、応急処置程度の弱い締めには変わりはありません。柱は蹴る程度の力で左右に揺れます。

左右に揺れるのなら、揺れる隙間に『クサビ』的な物を詰めればいいのです。この柱の浮きの場合、座金がちょうど入るような隙間が有ったので、そこにトンカチで座金を打ち込みまくりました。これで水平がとれたので、とりあえずよしとします。後は他の柱が入る事により、完全に固定されるはずです。

縦柱の上に角材を渡し、L字金具で固定。右の柱に基準を合わせたので、かなりズレている事が分かります。基礎のズレはこんな感じで全体に影響してきます。

意地でもどうにかツギハギして建てるしかないのですが、どうしても耐久力が弱くなるので、めいっぱい金具を使って限界突破レベルまで上げまくるしか方法はありません。

プロから見たら『そんなに金具使ったらもったいない』と言われるぐらい使いまくります。材料の耐震力や特性の知識もないド素人でもできる一番てっとり早い方法です。

とりあえず縦柱が立ちました。次回からこの柱を基準にどんどん骨組みを完成させていきます。

施工終了

左柱の浮きに結構手こずってしまいました。冷静に考えればブロック塀はほとんど空洞だし、ブロック自体が結構弱いので、横から羽子板を出しても耐久力は期待できなかったと思います。下手すれば座金を締めるだけで割れますからね。結果オーライで突き進んでいきます。

ビフォー&アフター

大通り壁工事の全行程

【1回目】ブロック塀を作成
【2回目】自作モルタルでレンガ積み
【3回目】コテ使いに慣れてくる
【4回目】基礎のズレに悩む
【5回目】レンガ積みに飽きたので土台入れ
【6回目】土台の水平を出して固定
【7回目】俳優の相島さんがご来店
【8回目】レンガ積み終了・初の柱入れ
【9回目】柱の水平取りに悩む
【10回目】ステージ1の骨組み
【11回目】丸窓看板を撤去
【12回目】ステージ2の骨組み
【13回目】ステージ3の柱入れ①
【14回目】ステージ3の柱入れ②
【15回目】ステージ4の柱入れ
【16回目】ステージ3・4の雨どい設置
【17回目】ステージ4の垂木入れ
【18回目】ステージ3の垂木入れ・屋根の下地ボード付け
【19回目】屋根にルーフィング貼り
【20回目】壁の下地ボードを貼り・壁板打ち付け用の板貼り
【21回目】雨天中止・雨漏り点検と材料調達
【22回目】ステージ3・4の屋根入れ
【23回目】ステージ1・2の屋根入れ
【24回目】大量の壁板に防腐剤塗装
【25回目】ステージ2・3の水切り設置・壁下地ボードの隙間埋め
【26回目】壁下地入れ・隙間埋め・壁板貼り・看板戻し
【27回目】看板打ち用裏板入れ・壁板上部の面合わせ
【28回目】看板上の壁板入れ・壁の屋根設置・ステージ1壁下地入れ
【29回目】ステージ1屋根仕上げ・ステージ3壁屋根仕上げ
【30回目】雨天中止・材料購入
【31回目】全ステージ壁屋根仕上げ・ステージ1壁仕上げ・蛍光灯設置
【ラスト】雨どい仕上げ・壁下部仕上げ

 

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